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手が届くところまできたら [John]


Holding on
Originally uploaded by algo
第1章-5 手が届くところまできたら 
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When you were younger
you dressed yourself
and went where you wanted;
but when you are old
you will stretch out your hands,
and someone else will dress you
and lead you where you do not want to go.
(あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、
行きたいところへ行っていた。
しかし、年をとると、両手を伸ばして、
他の人に帯を締められ、
行きたくないところへ連れて行かれる。)

John 21:18

( 前回のつづき )

TOEIC900点を目指している生徒さんがいる。それを目指しているだけでも凄い。
目指せる、手が届く、ところにいるのだから。

そこまで来るのに、彼女はどれだけの努力を積み重ねてきたことだろう。
話を聞くと、そういう人の勉強量は生半可なものではない。

英語だけでなく、どの世界でも、頂点を目指すとき、
人はかなり苦しいところを通らなければならない。
自分の限界を思い知らされる。

それでもあきらめず、信じて、続けていると「ふわっ」とその限界を超える自分に出会う。
それが新しい自分、本当の自分。

上の英文は、その成長過程で、最後の仕上げに関するもの。

やりたいことばかりやってるうちはまだまだ子供。
ある程度成熟度が増してくると、やりたくないこともやらねばならない。

まぁ、キリストのように十字架への道を歩むことになるかどうかは人によるけど、えっ?結婚生活?
十字架?あ~、それはよくわかりません。夫婦のことは2人で解決しましょう 

TOEIC900点とか英検1級とか目指している人は、
苦手な英文法や大量の英文読解もバランスよくこなして、目標を達成しよう。

頑張って 

Q10から学ぶ愛の法則 [John]


aki~q10wp1
Originally uploaded by aKi*YaN
第3章-8 Q10から学ぶ愛の法則

I in them and you in me.
May they be brought to complete unity
to let the world know that you sent me
and have loved them
even as you have loved me.
(わたしが彼らの内におり、
あなたがわたしの内におられるのは、
彼らが完全に一つになるためです。
こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、
また、わたしを愛しておられたように、
彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。)

John 17:23

『Q10』は2010年10月から12月にかけて放送された日テレドラマ。
平均視聴率は10.9%とあまりふるわなかった。
ぼくは個人的にこの手のストーリーが好きだから見ていたけど、たしかに「ベタ」な感じ満載だった。
でも、最終回に凄いセリフが飛び出してきて度肝を抜かれた。

平太「父ちゃんさぁ、母ちゃんのこと愛してる?」
父「・・・うん、愛してる。・・・」
平太「じゃぁさぁ、母ちゃんのこと愛するように、世界を愛せる?」
父「っていうか、それ俺もうしてるかも。母ちゃんを愛するがごとく、
世界を愛しちゃってるんだよ。俺的には。」
平太「えっ、ほんとに?それって、どういうことなの?」
父「つまり、母ちゃんを愛するってことは、母ちゃんが産んだお前たちを愛するってこと。
  ということは、母ちゃんを産んだ父ちゃんと母ちゃんも愛するんだよ、俺は。
  母ちゃんに親切にしてくれる人も愛するし、その親切な人に親切をしてくれる人も愛する。
  母ちゃんにいじわるだった上司も、回りまわって、今の母ちゃんの人格を作ってると思えば、
  それはまた愛するべきなんだよ。母ちゃんを成り立たしてるものは、すべてを愛す。
んふふ。そういうことよ。」

そう。一人でいい。真剣にその人を愛すれば、愛はそこから広がっていく。

これもまた古(いにしえ)の物語に基づく。
聖書の中で最も有名な言葉のひとつは John 3:16。

For God so loved the world that he gave his one and only Son,
that whoever believes in him shall not perish but have eternal life.
(神は、その独り子をお与えになったほどに、世界を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。)

「世界を愛する」なんて軽々しく言えることではない。
でも、平太の父ちゃんのように考えれば、納得できる。

ただ、愛するってことは、たった一人を愛することでさえ難しい。
「ぼくは/わたしは一人も愛せる人がいない」
と心の叫びを上げる人がいるかも。

We love because he first loved us.
(わたしたちが愛するのは、彼がまずわたしたちを愛したからです。)

1 John 4:19

Earth Day 2008
Originally uploaded by Ashish Lohorung Rai

愛することは symmetric (対称的)ではなく、
asymmetic (非対称的)。
誰かに愛されているから(たとえその人を
自分は愛していなくても)愛せる。

自分は愛されていない、と感じていると、
人(自分含む)を愛するパワーも失せる。
愛されることと愛することは
(非対称的であるけれど)関係がある。

愛し上手な人は愛され上手。
甘えたいときには甘えていい。

世界を愛すること、それは目の前にいる人を愛すること。






マザーの愛 [John]

第3章-1 マザーの愛  
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"Why was this oil not sold
for three hundred days' wages
and given to the poor?"
He said this not because he cared
about the poor
but because he was a thief
and held the money bag
and used to steal the contributions.

So Jesus said, "Leave her alone.
Let her keep this
for the day of my burial.
You always have the poor with you,
but you do not always have me."
(「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
彼/ユダがこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。
彼は盗人であって、金入れを預かっていながら、その中身をごまかしていたからである。
イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。
わたしの葬りの日のために、それを取っておいたのだから。
貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。)

John 12:5-6 & 8 (New American Bible)
ヨハネによる福音書 第12章5-6 & 8節 (新共同訳)

この記事は3部作の第3部のようなものです: 第1部 マザー 第2部 アグネスの日記

一時前に起こった「アグネス騒動」で、この深遠な物語が3D(立体)化した。

「ソマリアなんか行く余裕があるなら、旅費や私財を寄付しろ!」
とアグネスに罵声を浴びせたネット民たちがユダと重なる。

アグネスの行為は、傍から見ると馬鹿げているかもしれない。
なんてもったいない、そんな金あったら、と。

貧しい人々はいつの時代にもいる。絶えることは、おそらくないだろう。
でも、自分の周りにいる人は、父、母、兄弟姉妹、友、ペットなどはいつも一緒にいるわけではない。
最愛の人とでも、必ず別れがくる。

だから、命あるうちに、その人/ペットのために、自分にできることをしたい。
そう思うのは良いことだ。
親も、ペットも、死んでしまってから「ああ、もっと愛していれば・・」と後悔しても遅い。

稀にではあるが、自分の親やペットを超えて、他の人々をそういうふうに愛する人がいる。
マザーテレサがそう。

アグネスもそうなのかもしれない(ちなみにマザーテレサの本名はアグネス)。
少なくとも、ぼくには理解できない次元の/違うレベルの愛を、彼女は持っているのだろう。
そんな人を批判することは、天に向かって唾を吐くようなもの。自分が汚れるだけ。吐けば吐くほど
(cf. アグネスが嘘をついて大炎上!? 「日本ユニセフもユニセフも同じ」と発言)。

「この人のするままにさせておきなさい」と賢者の言葉を受け入れ、見守ることが最善の策。

でも、もし、あなたにそれ以上のことをする力があるなら、寄付なり、暖かい応援メッセージを送るなり、
心導かれるまますれば良い。

UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)ははっきり言っている。
難民キャンプのニーズはあまりにも大きすぎて、人手も支援金も全然足りていないと。

Rayによる福音書 目次(随時更新)

罪なわたし [John]

第2章-6 罪なわたし 
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If any one of you is without sin,
let him be the first to throw a stone at her.
(あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、
まず、この女に石を投げなさい。)

John 8:7

人として恥ずかしいことをしてしまったとき
(その当時、その社会の基準で)、
男たちはこの女を殺そうとした。

その社会のルールとして、死罪。
石を投げて処刑する、それは
当時の法律に基づくものだった。

ところが、たまたま(?)、そこに1人の人間が居合わせたため、女は
一命を取り留めた。

出会いが人を救う。

悪い自分と善い自分が誰にもある。
性悪説か性善説か、卵が先か鶏が先かなどは学者さんたちにおまかせして、
どうこの悪い自分と向き合い、この善い自分を伸ばしていくか、それが要。

哀れみ深い1人の人間は、死に値する罪を犯した女にやさしい言葉をかけ、命を救った。
しかし、その罪をあいまいにすることはしなかった。 

Go, and sin no more.
(行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。)

John 8:11 

しかし、何が罪で、何がそうでないかを判断するのが難しいときがある。
裁判官や裁判員のプレッシャーは想像を絶するものだろう。

殺人や盗みなど明らかにダメなものは別として、
ラーメンのスープを飲み干すことや、キャラメル一箱食べてしまう、
体に悪いとわかっていて、やってしまう、ああ、罪な、わたし・・。
13年連続3万人を超えた世界5位の自殺大国日本で
その理由ナンバーワンは健康問題(48%)
甘いもの(糖分)や辛いもの(塩分)も、度が過ぎると命取りになる(自殺につながらなくても)。

ちょっと話がそれたが、人間誰にも弱点がある。
悪いことを善いと言うのはいけないが、悪い自分がいるからといって、
極端なことを考えたり、絶望したりする前に、
この女(ひと)の話を思い出そう。

出会いは人を救う。人を変える。

つづく


(インドカレーは健康に良いと言われ、大好きだけど、油を大量に使うものは要注意)

罪なわたし [John]

If any one of you is without sin,
let him be the first to throw a stone at her.
(あなたたちの中で
罪を犯したことのない者が、
まず、この女に石を投げなさい。)

John 8:7

何が罪で、何がそうでないかを判断するのが
難しいときがある。
裁判官や裁判員のプレッシャーは
想像を絶するものだろう。

殺人や盗みなど明らかにダメなものは別として、
ケーキを3個食べることや、
ポテトチップス一袋を食べてしまうこと、
体に悪いとわかっていて、やってしまう、
ああ、・・、罪なわたし・・。


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手が届くところまできたら [John]


Holding on
Originally uploaded by algo
When you were younger
you dressed yourself
and went where you wanted;
but when you are old
you will stretch out your hands,
and someone else will dress you
and lead you
where you do not want to go.
(あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、
行きたいところへ行っていた。
しかし、年をとると、両手を伸ばして、
他の人に帯を締められ、
行きたくないところへ連れて行かれる。)

John 21:18

( 前回のつづき )

英語だけでなく、どの世界でも、頂点を目指すとき、人は
かなり苦しいところを通らなければならない。
自分の限界を思い知らされる。

それでもあきらめず、信じて、続けていると「ふわっ」と
その限界を超える自分に出会う。
それが新しい自分、本当の自分。


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Q10から学ぶ愛の法則 [John]


aki~q10wp1
Originally uploaded by aKi*YaN
Let the world know
that you have loved them
even as you have loved me.
(世界が知りますように。
わたしを愛しておられたように
あなたが彼らを愛していたことを。)

John 17:23

『Q10』は2010年10月から12月にかけて
放送された日テレのドラマ。
平均視聴率は10.9%とあまりふるわなかった。
ぼくは個人的にこの手のストーリーが好きだから見ていたけど、
たしかに「ベタ」な感じ満載だった。
でも、最終回に凄いセリフが飛び出してきて度肝を抜かれた。


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