知性と理性 [Sirach]
photo by Rhoneil Victor de Leon
They received the use of the five operations of the Lord,
and in the sixth place he imparted them understanding,
and in the seventh speech, an interpreter of the cogitations thereof.
(人間は、主の五つの能力を使うことを許された。
主は六番目として、彼らに知性を分け与え、
七番目として、それらの能力を解釈する理性を授けられた。)
Sirach 17:5
(シラ書 第17章5節 新共同訳)
前略
知性とは高いレベルでの情報処理能力、理性とは人間関係を大切にすることだ。
ひとりよがりの知識や自己中な善悪の判断で行動するのではなく、
自分は誰かに支えられ生かされているということを常に意識する力を僕らは持っている
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共にいる奇跡 [Sirach]
A faithful friend is a sturdy shelter;
he who finds one finds a treasure.
(誠実な友は強い支え。
それを見つけた人は宝を見つけたのと同じです。)
Sirach 16:14
誠実な人の言葉は宝石のよう。貴重。
言葉を発しなくとも、そこにいるだけで、
力を与えてくれる。
言葉と環境 [Sirach]
第3章-3 言葉と環境
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His friend will be like himself.
(友もまた、彼のようにふるまうから。)
シラ書 第6章17節(新共同訳、p.198)
Sirach 6:17 (New American Bible)
日本語で言えば、「類は友を呼ぶ」。
Boys, be ambitious! (少年よ、大志をいだけ)
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His friend will be like himself.
(友もまた、彼のようにふるまうから。)
シラ書 第6章17節(新共同訳、p.198)
Sirach 6:17 (New American Bible)
日本語で言えば、「類は友を呼ぶ」。
Boys, be ambitious! (少年よ、大志をいだけ)
President of Sapporo Agricultural College in Japan
言葉は、使う人が周りにいるとき、それをよく耳にすることで、覚える。
それは、使う人が周りにいないとき、聞くことがないのだから、覚えない。
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人は家族や友人とだけ交流するわけではない。
本、テレビ、そしてインターネットが普及した今、「耳にしない」言葉などあり得ない(外国語は別)。
クラーク博士の生きていた時代とは事情が少し違う。
それでも、環境(身近に誰がいるか)が人を造ることに変わりはない。
最終的には「選択する個人」の自己責任であることに変わりはないが、
親や友人、また教師などの言葉(遣い)は少なからぬ影響力を持つ。
本、テレビ、そしてインターネットが普及した今、「耳にしない」言葉などあり得ない(外国語は別)。
クラーク博士の生きていた時代とは事情が少し違う。
それでも、環境(身近に誰がいるか)が人を造ることに変わりはない。
最終的には「選択する個人」の自己責任であることに変わりはないが、
親や友人、また教師などの言葉(遣い)は少なからぬ影響力を持つ。
日本が明るくなるためには、親や教師が、そしてぼくらが、「良き友」となるよう、
言葉と向き合う必要がある。
言葉と向き合う必要がある。
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乱暴な人の周りにいたら乱暴な言葉を、
優しい人の周りにいたら優しい言葉を(たくさん)聞くことになり、話すことになる。
"Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for that attainment of all that a man ought to be."
乱暴な人の周りにいたら乱暴な言葉を、
優しい人の周りにいたら優しい言葉を(たくさん)聞くことになり、話すことになる。
A man is known by his company.
(付き合う人を見ればその人がわかる/
類は友を呼ぶ)
「I appreciate you. ←文法的に誤りです」と
学校で(そしてジーニアス英和辞典で)
教えられてるみたいだけど、困ったものだ
(付き合う人を見ればその人がわかる/
類は友を呼ぶ)
「I appreciate you. ←文法的に誤りです」と
学校で(そしてジーニアス英和辞典で)
教えられてるみたいだけど、困ったものだ
(上のリンクでもちゃんと説明している人がいるから
確認すべし。関連記事)。
確認すべし。関連記事)。
"Boys (and girls), be ambitious.!" とクラーク博士が言われたように、理想は高く。
しかし、その有名な言葉には続きが在る。
しかし、その有名な言葉には続きが在る。
"Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for that attainment of all that a man ought to be."
(お金や自分のために富を増やしていくこと、
つかの間の名声と呼ばれるものに野心を燃やすのではなく、
つかの間の名声と呼ばれるものに野心を燃やすのではなく、
人間として到達すべきところを目指して、大志を抱きなさい。)