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すべて良いほうへ [Romans]


I woolly love ewe!
Originally uploaded by jacqamoe
第2章-3 すべて良いほうへ
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And we know that
for those who love God,
all things work together for good,
for those who are called
according to his purpose.
(そして私たちは知っている。愛していたら、
すべてのことが良いほうへ向かうって。
天の大きな計画の中で
〔直訳: 神の目的にしたがって
集められた人たちにとって〕。)

Romans 8:28

( 前回のつづき )

苦しい時、「JIN -仁-」の主人公が繰り返し言うあの言葉
上の言葉も、人類史上唯一、全く罪を犯さなかった人が、
むごい死に方をした後、復活した背景の上に成り立つ。

「死」 = 「終わり」 = 「絶望」で止まらない。

もちろん、愛する人の死ほどこの世でひどいものはない。
それは決して良いものではない。
それは「終わり」であり、「絶望」にほかならない。
だから、それがひどければひどいほど、
この(人の)死の重み、大きさが分かる。

そして、この死 (this death)が、唯一、Noの後ろのYesであることに気づいたら、

Thank you for dying for me.
(ありがとう。あなたはわたしのために死んだ。)

という言葉が出てくる。

日本語の「すみません」「申し訳ありません」「ごめんなさい」を英語にするとき、
しばしば Thank you. と訳される。
それは、復活 (resurrection) を信じる気持ちから来ているのかもしれない。

メールの最後に書く「よろしくお願いします」も Thank you (in advance). と書く。

まだ起こっていない良いことが起こるのを信じて。

ちょうど1年前(2010年1月12日)、ハイチ地震が起き、死者は31万6千人に及んだ。
そして Easter (復活祭)を迎えた。
死、そして復活という奇跡の物語を思い起こす祝日。

ハイチにも、日本にも、そういう奇跡が起こりますように。

つづく


タグ:Romans
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