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罪なわたし [John]

第2章-6 罪なわたし 
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If any one of you is without sin,
let him be the first to throw a stone at her.
(あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、
まず、この女に石を投げなさい。)

John 8:7

人として恥ずかしいことをしてしまったとき
(その当時、その社会の基準で)、
男たちはこの女を殺そうとした。

その社会のルールとして、死罪。
石を投げて処刑する、それは
当時の法律に基づくものだった。

ところが、たまたま(?)、そこに1人の人間が居合わせたため、女は
一命を取り留めた。

出会いが人を救う。

悪い自分と善い自分が誰にもある。
性悪説か性善説か、卵が先か鶏が先かなどは学者さんたちにおまかせして、
どうこの悪い自分と向き合い、この善い自分を伸ばしていくか、それが要。

哀れみ深い1人の人間は、死に値する罪を犯した女にやさしい言葉をかけ、命を救った。
しかし、その罪をあいまいにすることはしなかった。 

Go, and sin no more.
(行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。)

John 8:11 

しかし、何が罪で、何がそうでないかを判断するのが難しいときがある。
裁判官や裁判員のプレッシャーは想像を絶するものだろう。

殺人や盗みなど明らかにダメなものは別として、
ラーメンのスープを飲み干すことや、キャラメル一箱食べてしまう、
体に悪いとわかっていて、やってしまう、ああ、罪な、わたし・・。
13年連続3万人を超えた世界5位の自殺大国日本で
その理由ナンバーワンは健康問題(48%)
甘いもの(糖分)や辛いもの(塩分)も、度が過ぎると命取りになる(自殺につながらなくても)。

ちょっと話がそれたが、人間誰にも弱点がある。
悪いことを善いと言うのはいけないが、悪い自分がいるからといって、
極端なことを考えたり、絶望したりする前に、
この女(ひと)の話を思い出そう。

出会いは人を救う。人を変える。

つづく


(インドカレーは健康に良いと言われ、大好きだけど、油を大量に使うものは要注意)

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