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完ぺきな人 [James]


TAME backdrop
Originally uploaded by
ryanhartsock
第2章-7 完ぺきな人 (Perfect Man)

1 Not many of you should presume to be teachers,
my brothers, because you know that
we who teach will be judged more strictly.
2 We all stumble in many ways.
If anyone is never at fault in what he says,
he is a perfect man
,
able to keep his whole body in check.
3 When we put bits into the mouths of horses
to make them obey us,
we can turn the whole animal.
4 Or take ships as an example. Although they are so large and are driven by strong winds,
they are steered by a very small rudder wherever the pilot wants to go.
5 Likewise the tongue is a small part of the body, but it makes great boasts.
Consider what a great forest is set on fire by a small spark.
6 The tongue also is a fire, a world of evil among the parts of the body.
It corrupts the whole person, sets the whole course of his life on fire,
and is itself set on fire by hell.
7 All kinds of animals, birds, reptiles and creatures of the sea are being tamed
and have been tamed by man,
8 but no man can tame the tongue. It is a restless evil, full of deadly poison.
9 With the tongue we praise our Lord and Father, and with it we curse men,
who have been made in God’s likeness.
10 Out of the same mouth come praise and cursing.
My brothers, this should not be.
11 Can both fresh water and salt water flow from the same spring?
12 My brothers, can a fig tree bear olives, or a grapevine bear figs?
Neither can a salt spring produce fresh water.
(1 わたしの兄弟たち、あなたがたのうち多くの人が教師になってはなりません。
わたしたち教師がほかの人たちより厳しい裁きを受けることになると、
あなたがたは知っています。 
2 わたしたちは皆、度々過ちを犯すからです。
言葉で過ちを犯さないなら、それは自分の全身を制御できる完全な人です。 
3 馬を御するには、口にくつわをはめれば、
その体全体を意のままに動かすことができます。 
4 また、船を御覧なさい。あのように大きくて、強風に吹きまくられている船も、
舵取りは、ごく小さい舵で意のままに操ります。 
5 同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。
どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。 
6 舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、
移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。 
7 あらゆる種類の獣や鳥、また這うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、
これまでも制御されてきました。 
8 しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、
死をもたらす毒に満ちています。 
9 わたしたちは舌で、父である主を賛美し、
また、舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。 
10 同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。
わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりません。 
11 泉の同じ穴から、甘い水と苦い水がわき出るでしょうか。 
12 わたしの兄弟たち、いちじくの木がオリーブの実を結び、
ぶどうの木がいちじくの実を結ぶことができるでしょうか。
塩水が甘い水を作ることもできません。)

James 3:1-12

( 前回のつづき )

口は、全く、「災いの元」 。しばしば起こる政治家の辞任は然るべきことだが、
ひとごとではない。
ぼくもどれだけ「余計なこと」言って失敗したことか。

上の英文にもあるとおり、口で失敗しない人は「完全な人」(perfect man) 。
そんな人はいない。
欠点だらけの人間はどうしてもいらぬことを言ってしまう。

結局、自分の中にあるものが口から出てくるのだから(12節)、内面を磨くしかない。

ちなみに "tame" とは「(荒々しい動物などを)飼いならす」という意味。
taming the tongue" で「舌を飼いならす」 つまり、言うことに気をつけるということ。
(tameという単語はシェイクスピアの劇
"The Taming of the Shrew" (じゃじゃ馬ならし)を観れば凄くよくわかるようになる) 


つづく


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働かざる者、食うべからず [2 Thessalonians]


Working like a dog
Originally uploaded by Fototroll
第3章-5 働かざる者、食うべからず

If a man will not work, he shall not eat.
(働かざる者食うべからず)

2 Thessalonians 3:10

( 前回のつづき )

福沢諭吉が言ったとされる心訓七則のひとつ
「世の中で一番さびしい事は、
する仕事のないことです。」を思う。

円高であえぐ輸出産業企業とその下請け会社、TPPの脅威に怯える農業関係者、
それに追い討ちをかけるように起こった東日本大震災、
これからの日本、「仕事のない」状況が懸念されている。

If a man will not work, he shall not eat.
(働かざる者、食うべからず。)

厳しい訓戒だが、現実は迫ってくる。
天下りで甘い汁を吸う仕組みや箱物行政の根絶だけでなく、
適材適所、日本人が生き生きと働ける国が見たい


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心の悩みと現実 [Matthew]


この世で一番美しい猫はニャれ?
Originally uploaded by Neva in 2011
第3章-6 心の悩みと現実
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Therefore do not worry
about tomorrow,
for tomorrow will worry
about itself.
Each day has enough trouble
of its own.
(だから、明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。)

Matthew 6:34

( 前回のつづき )

「ここからここまではぼくの・・」
と主張するも、相手は完全無視。

無断駐車や騒音問題が絶えないように、
国と国の喧嘩は
スケールが大きい「ご近所トラブル」。

巻き添えになる人はたまらない。
戦争では常識/非常識は通用しない。

大先輩のイスラエル/パレスチナは
数千年争い続け、改善の兆しはない。

現実は時に醜く、人間の罪深さ/欲深さはどの国も、いつの時代も変わらない。

それでも希望を持ってぼくらは生きる。

「明日の心配をするな」とは無計画に好き勝手に生きよ、ということではない。
昨日の英文(「働かざる者、食うべからず」)も肝に銘じ、
楽観的になっても無手法はいけない。
後で痛い目に合う。

嵐を鎮め、水上を歩き、死人を蘇らせる能力を持つその人は、
普通の家庭に生まれ、建設関係の仕事に従事し、
30歳まで暮していた。しかし、十字架への道のりを歩みだす。そして、言う。
Don't worry.(思い煩うな)

どんな苦難が待ち受けようと、一日一日を生きる姿勢が多くの病人を癒し、
罪の意識に悩む人を救った。
その人は爽やかに言った。

Look at the birds
of the air;
they do not sow
or reap
or store away in barns,
and yet
your heavenly Father feeds them.
Are you not much more valuable
than they?
Who of you by worrying
can add a single hour to his life?
(空の鳥をよく見なさい。
種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。
あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、
寿命をわずかでも延ばすことができようか。)

Matthew 6:26-27

心の悩みはほどほどにして、目の前にある仕事を日々こなし、
もっと大きな目標に向かって生きよ、と。

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